更新日:2022年12月28日
カテゴリ:ブログ
部下との対話を意識しじっくりと育成を行うコーチング。
始めたいけど、どのような点に注意すれば良いか分かりませんよね。
そこで今回はコーチングを行う際の注意点の解説、
取り組む際のポイントを中心に解説していきます。
コーチングに取り組む際の注意点とは?
コーチングは正しい知識や性質を知った上で行わないと効果が出ません。
取り組む際には下記の様な注意点がありますので、参考にしてみて下さい。
注意点① 一度に多くの部下に対して行わない
まず気を付けたい点として、一度に多くの部下に対して行わないことです。
上司は自分の抱える仕事もあるため、限られた時間の中でコーチングを行うことも多いです。
少ない時間で多くの部下にコーチングをしようとすると、その分、部下の考えを分析する、
アドバイスを検討するといった時間も足りなくなってしまいます。
そうなると、コーチングも期待された効果が出ませんので注意しましょう。
注意点② 記録を取らずに行わない
コーチングは部下の継続的な成長を見込んで行う育成手法です。
そのため、部下の現状での課題や問題、目標とするキャリアまでの進捗度や、
日々どのような思考・行動をしているかも把握していかなければなりません。
定期的に何度も行うと、過去に部下が考えたことやコーチングした内容、
課題として挙がったことも忘れてしまいますので、必ず記録は取り続けましょう。
記録は上司だけでなく、部下も後日内容を振り返れるためおすすめです。
注意点③ 正しい知識や活用法を理解せずに実施しない
効果のあるコーチングを行うためには、コーチングの正しい知識や活用のタイミング、
取り組み方をしっかりと把握する必要があります。
中途半端な知識や育成方法のままだと、かえって相手に不安を与えてしまい、
信頼関係を築くことが難しくなってしまいます。
まずはコーチングを行う上司側が、しっかりとコーチングに関する理解を深め、
部下に対してもコーチングの重要性を伝え共有するようにしましょう。
注意点④ 部下のモチベーションが低い状態では行わない
コーチングは部下自身が成長意欲を持ち、主体的に行う必要があります。
そのため、そもそも部下のモチベーションが低い状態では効果がありません。
特に多い失敗事例は、経営層や上司だけがコーチングに積極的で、
部下の多くがやる気を持てずに温度差がある場合です。
こうした場合には、職場環境や雰囲気、評価制度や労働条件なども見直し、
部下の意欲低下の原因を見つけ改善していく必要があります。
コーチングはお互いが理解を深め、環境を整えることで成果が出ます!
以上、コーチングの注意点について解説しました。
コーチングで大切なことはお互いがコーチングを理解し、有益な時間にすることを心掛け、
成長への目標に向かって継続的に努力していくことです。
ぜひ、コーチングを検討している方は、本記事を参考に取り組んでみて下さい!
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